情報科学研究科

新しい情報科学の構築と展開

近年、情報科学は社会のさまざまな分野に広く浸透して大きな影響を与えていますが、情報化社会を 人間の精神的、文化的発展に貢献するものとしていくことが必要です。そのためには、単にコンピュータ と情報処理技術の修得を目指すのみでなく、情報の意義と価値をより積極的にとらえ、それを的確に取 扱うことのできる人材が必要となります。
「情報科学研究科」では、人文科学、社会科学、自然科学等の個別科学で生み出される情報とその取 扱いを個々の分野のみならず各分野にまたがる学際的な視野から研究し、これらの分野の発展と新しい 情報科学の構築を目指すとともに、あわせて新時代を拓く人材の養成を目指しています。

本研究科における研究教育は、研究の現場に学生を引き入れ、教員と学生が共に考え、討論し、知識を広げ、 人格を形成し、社会に貢献するという「研究第一主義」の本学に建学の精神を基本理念としています。 更に、情報科学を総合的・学際的な先端的学問分野として育成・発展させるために、発足時から次の2点を特に標榜しています

教育研究の国際性 ■開かれた大学院

情報科学研究科 情報科学の未来基金

情報科学研究科は、「新しい情報科学を創造し、豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する」という理念のもとに1993年に設立されました。
情報技術の進歩への貢献はもちろんのこと、人間主体の豊かな未来情報社会の実現を先導する学際的な情報科学の開拓を標榜して、高水準の研究成果の創出に努めるとともに、世界を舞台に活躍する人材を育成することを最重要の使命としております。
教職員、学生ともども本基金が社会の皆さまからの励ましであることをよく理解し、本研究科の教育・研究・社会連携に関する様々な事業を一層充実させるために大切に活用させていただく所存です。
皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


情報科学研究科 情報科学の未来基金」特設サイト
https://www.is.tohoku.ac.jp/jp/introduction/donation/